ナイキが防護マスクと呼吸器の生産を発表！

ナイキはこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大で防具が不足している医療スタッフを支援するため、個人用防護装備の生産を試みていると公式サイトで発表した。ナイキは靴の原料を改造し、防護マスクと電動ろ過塵呼吸器を生産する試みを行う。ナイキエアシリーズのスニーカーの弾性靴底材料は保護マスクに使用され、ゴムひもは回収材料から来ている。

また、ナイキもSNSに「世界中でプレーすることを夢見ていたら、今チャンスが来た」とポスターを発表した。

疫病の影響で、多くのスポーツ用品会社が次々と「転職」している。ナイキのほか、多くのスポーツ用品会社がマスク、防護服、防護マスクなどの医療物資の生産を始めている。

これに先立ち、米国の有名なファッションシューズブランドNew Balanceは、公式のソーシャルメディアでマスク製造を「改行」し、「昨日は靴を生産し、今日はマスクを作る」というスローガンを掲げたと発表した。

スポーツブランドのディカノンは、浮潜運動マスクを非侵襲呼吸機の医療用呼吸マスクに改造することを検討している。

主に米大リーグとプロラグビー大リーグのためにアパレルや装備を生産しているスポーツ小売業者Fanaticsも、これまで使い捨てマスクや医療用防護服の生産に使用する野球服の生産ラインをすべて一時停止すると発表していた。